　これって常識？非常識？　　　教会長　

　学級活動＝いわゆる「学活」。小学校や中学校では、児童生徒たちにとっては普段の学習時間とはちがって「今日の学活、どんなことするんやろ？」と楽しみに思う時間でもあります。逆に担任の先生にとっては、５０分間を、有意義に過ごさせるためのネタ作りに苦しむのです。
　先日、いきなりその苦しみを味わった末、以下のようなことを生徒たちに振ってみました。
「世の中には『常識と非常識』がたくさんあります。次の事例は『常識』『非常識』どちらかな？理由も考えてください。考えたら、班ごとに意見を交換し、共有してください」
　その一部を紹介します。

①電車やバスに乗っていて、スマホで会話をするのは？
②人前でゲップをしたり、鼻をほじったりすることは？　
③年上の人に、タメ口で話すことは？
④大人に「結婚していますか？」とたずねることは？
⑤「最近痩せた？」「最近太った？」など、体型や体重を人に尋ねることは？
皆さんならどう答えますか？そしてその理由は？

　ここにある質問の主意は、「相手の気持ちを考えて行動しているか」ということです。もちろん、時と場合により、③など、社会的立場によりなんとも言えない事例もありますが、私は、上記はすべて「非常識」という考えです。理由は、もちろん「自分がされたらイヤだ」「余計なお世話だと思う」から。とはいえ、自分がこれらをしたことがないかと問われると、首を横に振らざるをえません。反省すべきことがたくさんあるなあと思いました。
　「世界の平和と人類の助かり」「神と人とあいよかけよで立ち行くあり方を世界に顕現する」ために、まず私たちがしなければならないことは、「人と人があいよかけよでたちゆく」行動をとることが大切なのではないでしょうか。それが神様に喜んでもらえる、一番のお礼だと思うのですが…。

　
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